2時間22分22秒

皆さんこんにちは。スタッフの芦田です。

昨日休日であった私は、テレビで大阪国際マラソンをみました。

優勝された、松田瑞生選手の走りを見ていると、あっという間の2時間21分47秒でした。

私は、普段から特別なマラソンファンということは全くなく、自分で走ることもないですし、テレビでマラソンや駅伝を見ることもありません。
しかし、昨日のレースは東京五輪出場の残る1枠を決める選考レースということで、テレビで話題となっていたのを偶然見たからでした。

残り1枠に選ばれるには、日本陸連が設定した「2時間22分22秒」を破らなければならず、それは簡単なことではないとのことで、厳しい世界だなあと思っていました。

レース数日前のインタビューでの、松田選手の印象は大阪弁バリバリのすごくはきはきしたインパクト大の選手!しかしその元気さの裏に、残り1枠にかけた複雑な心境が伝わってきました。
松田選手は、有力候補にもかかわらず、それまでの選考レースで実力が発揮できず、レース後は人目をはばからず涙し、引退を考えていました。

そんな時、松田選手のお母さんが、「辞めるんやったらとことん潰れたらええねん。日本記録を狙いなさい!」と言われ、「お前がやってみろー!!」と思った、と笑顔で話していましたが、折れた気持ちを立て直し、更なる過酷なトレーニングをつみ、「ラストラン」の気持ちでスタートに立つという松田選手のことを知り、私は今回のレースがとても気になりました。

レースではスタートからゴールまで、前だけを見据えた走りで、松田選手の強い気持ちがゴールまで途切れることはなく、圧巻でした。結果は、陸連の設定タイムや自己ベストを更新、選考で選ばれるにはとても有利な結果となりました。

マラソンはよく「人生」や「自分の夢」を実現する工程として例えられます。

困難なことにであうと、先が見えず不安で諦めたくなることもあります。
私もそんな気持ちになると、諦めようとしてしまいがちです。

松田選手の走りを見て、困難の先にゴールがあること。また自分次第で自分の思い描く素晴らしいゴールを迎えることができること。それには他の人との繋がりも大切であること。
そんなことを、考えることのできた松田選手の素晴らしい走りでした。