橋本市彩の台プランコンテスト【優秀賞】

和歌山県橋本市に彩の台という南海電鉄が開発する大型の分譲地があります。
そこに実在する土地に架空の家族構成などが設定され、
プランコンテストが開催されました。

■コンセプト
【ちょうどよい距離感で】
両世帯を玄関以外はすべて分離しているが、眺望の良いウッドデッキでつなぐことによって、
視覚的な一体感と安心感を作り出している。
開口部と造作家具等の配置の仕方によって、それぞれの世帯の気配は感じることができるが、
視線が合ってしまうことはないようになっている。

【安心感】
玄関から、それぞれの世帯から漏れる灯りを確認でき、自分たちだけの景色にホッとする。

【整理整頓】
玄関脇の収納スペースによって、玄関まわりをいつも綺麗に保つことができる。
両世帯とも水廻りの動線を一箇所にまとめ、ＬＤＫには多くの壁面収納を設け、
効率のよい家事動線にしている。
地階には収納部屋を設けているが、ここは両世帯で共有するのも良いかもしれない。

【将来を見据えて】
親世帯の寝室に一部間仕切りを設け、ストレスなく睡眠を取れるようにしている。
また、少し広い目のトイレを寝室近くに配置し、将来への対応としている。

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■家族構成
父・・・・・・年齢43歳　職業：公務員
母・・・・・・年齢40歳　職業：パート
子・・・・・・年齢15歳　中学生（女の子）
祖父・・・・年齢67歳　職業：無職（リタイア）
祖母・・・・年齢65歳　職業：無職

■家族の要望
・斜面が気になるので、何か良い活用方法を提案してほしい。
（例：バルコニー、オープンデッキ、地下室等）
・東側の眺望があるので、それを眺められる間取りにしてほしい。
・祖父・祖母とは同居するものの、生活スタイルが異なるので、
プライバシー等を守れるような工夫がほしい。
・家族が多くなるので、収納スペースも多くしてほしい。
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