設計者の寄り道

こんにちは、スタッフの原です。

公共建築を設計するにあたって、あるあるの一つが、
「設計業務が完了して数か月すると、いつの間にか建物が完成している」ことです。

民間の物件だと設計監理を請負って、設計から工事完了まで最後まで見届けることができるため、
ようやく完成したな。という達成感があります。

こと公共建築においては、工事監理を役所が自ら行う場合や、他の設計事務所が請負う場合があります。
そのため、設計した物件の敷地を何気なく通りかかると
「あれ!いつの間に完成してる!」 「こんな外壁の色に決まったんだね!」 「ナニコレ!?」
といった場面が多々あります。

先日そんなことを思い、仕事中にも関わらず寄り道をしました。
某観光地の公衆トイレ兼駐車場の設計が完了して半年程が経ちました。

工事が着工したようで、土工事が進んでいます。

紅葉シーズンのため、臨時の駐車場が設置され、平日でも観光客が多かったです。

皆さんはこの大きなイチョウの木が、お目当てのようでした。

ぜひ機会があれば、皆さんも訪れてみてください。
その時には新しい駐車場と公衆トイレが完成していると思います。

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