設計料について
(設計監理料)

皆様が気になるところだと思います。結論から書きます。

住宅の場合、工事費の10~15%が設計監理料の目安です。

有名建築家などを除き、日本全国の設計事務所がこれくらいだと思います。
弊社では10%を下回ることも多々あります。これはクライントのご協力も必要なのですが、詳しくは企業秘密です。手抜きではありません。ご相談下さい。
(契約や支払時期等に関しては↓のページを参照下さい。)

設計監理契約について

病院、保育園、老人ホームなどの施設建築の場合、用途や規模によって本当に様々なので一概には言えませんが、工事費の5%未満での設計監理ではまともな業務を行うのは不可能と言ってもよいでしょう。

例えば、一例を上げると、

工事費1億2000万円の保育園の場合、7%~9.5%が設計監理料の目安です。

「建築士事務所の開設者がその業務に関して請求することのできる報酬の基準」
という法律が定めれらています。

建物の種類(大きく15に分類されています。)とその床面積によって設計料、監理料は異なります。ですので、工事費に対しての%で表現するのは本来はおかしいのですが、一般の方にはわかりやすい目安なのであえて書いています。
国の基準等を詳しく知りたい方は↓の国交省のページを参照下さい。

国土交通省告示第九十八号

和歌山県発注の設計業務の場合、基準額の大体8割を下回ると失格となり業務を受注できません。

これを下回る金額で受注すると品質に不安が出てくるというラインです。

上記の保育園の場合、7%の金額を下回ると業務を遂行できるとはみなされず、受注できません。

そして気をつけていただきたいのは、

上記の金額は設計料と監理料を足した金額ということです。

「監理」とは

設計料だけで10%ということではなく、監理もきちんと行ったうえでの業務費です。
民間の建築物で、設計料のみで監理料は必要ないということはまずありえません。もしあるとすればかなり不自然です。
設計料は無料です、なんていうところは言わずもがなです。設計図を書いている人はどうやってご飯を食べるのでしょう。
設計料を明記していないところは、必ず工事費の中にこっそり含まれています。「必ず」です。「こっそり」です。設計料を明記しないとことがある限り、明記してしまうと、「高い」「もったいない」と思われるからです。チキンレースですね。申請書類には、設計者も監理者も押印しているのに設計料が無料のわけがありません。タダほど高いものはないのです。よく考えればわかることなのですが…。

無料、もしくは5%未満の設計監理料で得をしたと思っている方もおられるかもしれませんが、得はしていません。工事費含めて総額で得をしていることは無いでしょう。相場の金額より特別割引するのには理由があります。どんな仕事でも同じです。こういうことを理解することを教養と言います。

参考に告示による建物の分類を載せておきます。この建物種別の床面積によって設計監理料の基準が示されています。