九度山
真田ミュージアム

庁舎 / 公共施設

NHKの大河ドラマ「真田丸」の放映にあわせ計画された九度山町が運営する真田ミュージアム。
内部には隠し部屋などもあり、訪れた観光客を楽しませる構成となっている。

戦国武将真田幸村が一番長い時間を過ごしたとされる九度山町にて、真田昌幸、幸村、大助の真田三代の軌跡をパネルや映像にて展示されるミュージアム。

敷地は九度山町内の古い民家が建ち並ぶ町中にあり、外観はその町並みと調和するよう武家屋敷風の建物とした。
周囲の建物より面積の大きな建物である為、建物廻りの軒先を低く抑え、圧迫感を与えないような建物として周囲との調和を図った。

エントランスには真田三代の甲冑人形を設置し、その周囲を真田幸村の旗印「六文銭」の銭の形に型取り来館者を迎え入れる。
又、エントランスホールに隣接したカフェエリアでは外庭を望むことが出来、来館者だけではなく、近隣住民の憩いの場としても機能すればと期待している。
内部の展示エリアには映像やパネル展示のみならず、隠し扉やからくり等の仕掛けも施している。

Data

用途
展示場
所在地
和歌山県伊都郡九度山町大字九度山1452-4
業務概要
展示場の新築
構造・規模
鉄骨造・平屋建て
延床面積
590㎡
竣工
2016年2月