サイン計画を進めています

こんにちは、原です。

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もう気づけば、クリスマス、そして年末シーズンとなりました。
良い年始を迎えられるように、仕事も身の周りも片づけてスッキリさせて年末を乗り切りたいと思います。

現在私は、弊社で設計監理をしている総合病院の館内サイン計画に携わっています。
サインは、日常の至る所に表示されていて、外出すれば必ず目にします。
駅や百貨店、道路、空港、人々が行き交う場所に掲げられて、それぞれの目的地に案内するためにつくられています。
病院では特に、様々なコンディションを抱える人々が訪れるので、最短で目的地にたどり着くために出来るだけシンプルに且つ、誰にでも分かりやすいことを第一にしています。

この計画を始めてから、僕はサインに取り憑かれています。
どこに出かけても、このサインは分かりやすいなー、これは見にくいだろー、
[パシャパシャ]とスマホで写真を撮ってしまいます。
トイレ入口のサインも場所によって様々な表示方法があり、大阪地下鉄にあるトイレの人型サインはお辞儀をしていたりします。
そんな感じでウロウロしていると、通行人からは変な目で見られることもあります。
でも、見てください!この扉のサインはとても面白いでしょ!!と伝えたい気持ちでいっぱいになります。

しっかりとサインが考えられている建物では、迷う人も少なく、過ごしやすく、どこですか?と聞く手間もなくなります。
サイン計画という一見すると建築士のイメージと異なる仕事でも、実は建物をより快適に使って頂くために重要な仕事であることが身に染みて分かりました。
引き続き、分かりやすいサインを意識した計画を進めていきたいと思います。

自社のトイレ前に実験として描いたトイレの案内マークです。

何を示しているのか分からないですが、方角は分かります。

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