30代のとき、必ず週一回映画館のスクリーンで映画を観るということを自分に課していました。お金を払ってこそ文句を言う権利があると思っていました。何故でしょう。とりあえず映画館に行き、観たいと思う映画がなくても観なくてはならないという苦行のようなときもありました。もちろんリバイバル上映も見ています。貸切状態でその映画を見ているのは自分一人というときも何度もありました。数年間続けていました。その時の鑑賞メモです。映画館で観ているので基本は当時の公開順です。
満点は★5つ。
自分でも覚えていない映画がいっぱい。外出できないし、面白そうなのもう一回観ようかなぁ。
↓の続きです。
犬神家の一族 ★★
スケキヨが見られて良かった。三谷幸喜、喜久蔵が面白い。作品としては駄作?
それでもボクはやってない ★★★.5
裁判もの。ラストが良い。無罪判決でなかったから。刑務所の中、北尾トロからの引用? 取材が同じ? なんだか複雑な気持ち。面白いけど。
幸せのちから ★★★
ルービックキューブのエピソードはいかがか?←実話だとしても。天才肌を表現したいのか、それには物足りないし、全編通して天才肌ではなく、努力肌では? と思える。なぜ彼が選ばれたのかSTORYが弱い。ビンボウの悲惨さは良い。悲しいくらいに。
酒井家のしあわせ ★★.5
ある一家のある日常から非日常へ。要所要所のエピソードが面白い。涙する。
キャッチボール屋 ★★★
小説? 文学? 系。各々のエピソードが良いが少し助長? でもそれが狙い? のんびり空気が良。結構好き。
さくらん ★★
映像はきれい。なるほど、椎名林檎のPV。STORYも惜しい気がする。もったいない。
ダーウィンの悪夢 ★★★.5
ドキュメント。あまりにドキュメント。ヨーロッパ、アフリカの話なので想像しづらいが、恐ろしい。植民地いまだ健在?
オール・ザ・キングスメン ★★★
なぜ汚職に走ったかのエピソードが欲しい。内容が濃いので2時間では物足りない。というかもったいないぶつ切り。おしい!
不都合な真実 ★★★
ドキュメント。こういうところがアメリカの凄さか。色々考えさせられる。
ユメ十夜 ★.5
夏目漱石原作の「夢十夜」の映画化。10篇のオムニバス。良いものもあったが、当たり前だが悪いものも。STORYより役者の力が大きい?
愛と死をみつめて ★★★★
吉永小百合が非常に良い。時代背景は違えど、不変。ストーリー展開が小気味よくあまり無駄がなく良。
スモーキン・エース ★★★.5
すぎむらしんいち、望月峯太郎の世界観? スタイリッシュ。でもラストがヘビーでシリアスでびっくり。なかなか。
大日本人 ★★★★
壮大なるコント。LASTの10分のための映画。松本人志初監督作品ということで+★1つ。
探偵物語 ★★.5
松田優作&薬師丸ひろ子。原作赤川次郎←なるほど、ぽい。まあおもしろい。松田優作かっこういい。STORYは単純明快。
人間の証明 ★★★.5
松田優作。戦前、戦後の空気を知っているわけではないが、少しショックだった。今なら米兵をあんな感じに描写できないだろうし。ニューヨークロケもすごい。今でも日本映画であんなロケはできないのでは? 当時の苦労が想像できないほど。LASTは因果応報ということか・・・。
300 ★★★
映像がきれい。北斗の拳のよう。狼、サイ、象のシーンが良い。謀略、友情、愛情、裏切り、いろいろ詰め込み過ぎでは?