ある自治会館の改修工事の設計監理を依頼されました。
県や市のように税金を使った公共工事ではありませんが、自治会の住民みなさんがコツコツ積み立ててきたお金でのリフォームです。
公共工事と同じように、詳細な図面を作成し、工事入札を行って施工者を決定しました。詳細な図面が無いと、施工業者に見積りを依頼しても見積りの条件がそれぞれ異なり比較は困難になります。
詳細な図面、詳細な見積書もないまま工事が開始され、あとになって発注者と施工業者でトラブルになっているという話は本当によくあります。この場合どちらとも口約束で工事を進めてしまったために、結局、言った言わないの話になってしまい収拾がつきません。
大事なのでもう一度言います。こういうトラブルは本当によくあります。自分だけは大丈夫ということはこの世の中にはないのです。
悲惨な状態をたくさん目の当たりにしてきたのでつい力が入って前置きが長くなりましたが、ある自治会館のリフォームです。
自治会としてもいろいろ要望があり、工事としてはよくある内容ですが、時間をかけて検討していきました。残念ながら断念した工事もありますが、予算の範囲内でできるだけ住民のみなさんが喜んでくれるような設計をさせていただいたつもりです。
■改修工事前の写真です。改修後にどうなっているか楽しみにしていてください！
■新しく弊社のスタッフの一員となってくれたインテリアコーディネーター作成の内装の提案書です。勉強になります。
