地震に備えましょう

こんにちは、スタッフの原です。
先日、木造住宅の耐震診断を行いました。

それは和歌山市が実施していて、その耐震診断士としての建物調査のご依頼でした。
詳しくはコチラ ↓「和歌山市木造住宅耐震診断事業」 http://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/sumai_jyougesuidou/1001110/1010372/1001897.html
実は、市民の皆さんは、な、なんと「無料」でご自宅の耐震性能診断を受けることができる! というものです。

ぜひこの診断を受けることをお勧めします。

地震被害の例として挙げられるのが、平成7年の阪神淡路大震災で、
地震直後の死者約5500人のうち、その「9割」は建築物の倒壊などの圧死だと言われています。
それほど地震に対して建物と人との関わりは大きいです。

いつも過ごしているご自宅が、しっかりと地震に耐えることができるのか、
どういう状態なのか、知っておいて備えることが大事だと思います。

耐震性能を判断する一つの指標として、「何年頃に建てられたか」
そこで耐震の基準がおおよそ判断できます。
①昭和56年6月以前
②昭和56年6月~平成12年5月
③平成12年5月以降
これは大規模災害が起こるたびに、その経験をもとに基準を改正をしているので
この三点で区別されます。
そのため、基準の改正以前と以降では、全く耐震性が異なるのです。
熊本大震災の被害を分析した結果でも、年代ごとでハッキリと違いが出ているとか。

ステイホームと掲げられてから、
世間では改めて暮らし方や建物に関心が高まってきています。
その中で、根本にある命を守るという役割を忘れないで、十分な対策と少しの危機感を持っていただけたらと思います。。


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