夏の一大イベント🎆

こんにちは
スタッフの原です。

ここ一週間以上、雨が続いています。
そろそろ布団も干したいのに。。。
あと数日もすれば、天気が回復するとの予報なので、
無事に過ぎ去るのを待つだけです。

先日、特定建築物定期調査を2日間で10数件実施をしました。
毎年この時期に実施する業務で、夏の一大イベントとなっています。

1件の調査でおよそ1~2時間程度要し、最高気温が36℃超で、
汗だくで歩き回った記憶があります。

夏休み中の小中学校や、公共性の高い建物を主に調査し、
普段利用している時と違う目線で、
建物の劣化状況や危険な箇所、避難関係の状況を調査していきました。

一級建築士の建物調査員に同行したため、
建物調査を実施しつつも、細かい設計に関する注意点を実例を目にしながらアドバイスを頂くことが出来ました。

RC造の屋外階段天井部:画像中央の白い箇所は、小さいひび割れから雨水が浸透して、
コンクリート中の石灰成分が溶け出し、結晶化しています。鍾乳洞と似た現象です。
サッシ周り:建物の弱点であるサッシ廻りでは、取付部のヒビから雨水が侵入し、
コンクリートの劣化が表面に現れています。

このコンクリートのヒビは構造的に問題ない。
この劣化は、数年したら雨漏れの原因になる。
この建物は、良い大工さんが施工したね。

など、沢山勉強になる話を聞けて充実した2日間となりました。

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