こんにちは、スタッフの森岡です。
私は昨年末から積算の勉強を始めました。
積算とは工事費を算出することですが、
部材ひとつひとつの数を計算し、施工に必要な人件費なども加え、
金額を積み上げて最終的な工事費を出すことから「積算」と言われています。
昨年末には大阪で開かれた講習会に参加してきました。
この講習会では積算に関する最近の動向や、
歩掛(ぶがかり)を使って工事費を算出する方法を勉強しました。
歩掛はほとんどの人にとって聞きなれない言葉だと思いますが、
ある工事に要する作業手間や作業日数を数値化したもののことです。
こういった本に工事ごとにまとめて書かれています。
例えば1㎡のタイルを張るのに、
タイルが何枚必要か・セメントが何キロ必要か・作業員が何人必要か
などといった情報を表から読み取り、それぞれの数値に
タイルの金額・セメントの金額・作業員の人件費…を掛けていきます。
なんとなく途方もない作業ということが分かるかと思います(@_@)
歩掛を使う方法以外にも、
市場単価といわれる、材料費や人件費などをあらかじめ含んだ実際の取引価格も
多く使われるので、すべてこの計算をしているというわけではありません！
わたしもまだまだ勉強をはじめたばかりなので、
これからもっと深く理解できるように精進します(^^)/
余談ですが講習会場が大阪駅の近くにあり
うめきた２期地区の工事中でした。
大きな公園と高層ビルが建設予定のようで、完成したらぜひ見に行きたいです(^^♪