ローコスト住宅について

ローコスト住宅。なんだか響きは格好良いですね。

直訳すると、「安価な住宅」です。

そんな住宅はたくさんあります。

新聞の折込広告をみて、設計の仕事をしている私たちでも、安いなぁ!と思うことがしばしばです。

安い住宅は安い住宅です。
それ以上でもそれ以下でもありません。良いも悪いもありません。

安く建てているから安いのです。特別でもなんでもありません。

もう一度いいます。

安い住宅は安く建てているから安いのです。

本当は高いけれでも特別に安く建てているということなんて有りません。

全皿100円の回転寿司と、カウンターだけの時価のお寿司屋さんとは違うのです。
回転寿司を食べたい人はそうすれば良いし、時価のお寿司を食べたい人はそうすれば良いのです。
それ以上のものを求めてはいけません。

うまいもんはうまい。安いものは安いのです。

軽自動車は高級外車の性能は持ち合わせていません。

それが良いとか、悪いとかの話ではありません。

50円のものは50円です。100円のものは100円です。

安くしてもらっているわけではないのです。ディスカウントではありません。

50円の商品は100円の商品を安くしてもらったわけではありません。
50円のものは50円の価値なのです。

みなさんのご自身の仕事に置き換えるとわかると思います。
安くするには理由があるでしょう。

損をしてまで、安くしないでしょう。

私たちが言いたいローコスト住宅(あまりいい言葉ではありませんが)は、

ただ単に安価な材料を使うのではなく、効率よく無駄なく、本当に要不要を考え、金額に反映させることです。

その価値や使い勝手を落とすことなく、全て理詰めでトータルの金額を抑える。
むやみに坪○○万円なんていう金額の出し方はしません。
これが設計事務所の目指すローコスト住宅です。