竈山の家II
-プライバシーと開放性と-

新築

※ 着工から完成までの記録をご覧になれます!
<竈山の家ができるまで>


前面道路は通行量の多い幹線道路であるため、できるだけプライバシーを確保した計画とした。
しかし、見るからに閉鎖的で冷たい印象のするデザインは極力避けるために、
植栽を建物デザインの一部として考え配置し、室の機能によって建物高さを変え周辺に対する圧迫感をなくすように心がけた。
温かい優しい印象を与えつつプライバシーを確保することを目指した
前面道路と敷地内の高低差を利用し、ご主人の書斎を1FLより下げた計画とし、家族と少し距離をおいた空間としている。

それぞれの部屋によって空間のボリュームを変えています。必要な空間の大きさはその機能によって本来は違うはず。

植栽の配置も計算し、常緑樹などで開口部を目隠ししています。

とても明るい玄関です。でも植栽で丸見えにならないように。

リビング。少し天井を高くしてゆったりと。

玄関の夜景。視線の先に照明を当ててあげることで実際の照度よりも体感ではずいぶん明るく感じます。今回は絵画の代わりに植栽を。

LDK。リビングとダイニングキッチンは仕切ることが出来ます。

お客様がおられるときはこのようにリビングとダイニングキッチンを分離します。2階のプライベート空間から直接ダイニングキッチンに。

来客時に棲み分けできるように。

Data

用途
住宅
所在地
和歌山県和歌山市
業務概要
住宅の新築
構造・規模
木造・2階建て
延床面積
250㎡