耐震補強の現場

以前ブログで紹介した現在工事中の和歌山県立工業高校同窓会館の現場です。

和歌山初? もしかして日本初?

50年近くも前の建物なので耐震補強も今回行われます。
もともと窓や出入り口だった開口部を壁にして、建物の耐力を強くします。

窓や出入り口部分




耐震診断の計算によって算出された鉄筋を組んでいきます。

開口部を壁にするため既存の壁に鉄筋を埋め込みます。




型枠を組んでコンクリートを流し込むのですが、その前にコンクリートの受入検査をします。
設計図や国の仕様書に記されている通りの数値であるか、確認します。

塩分量や受入れ時の柔らかさなどを記録、確認します。




検査に合格したコンクリートを組まれた型枠の上から流し込んでいきます。

コンクリートを流し込むホースをさばく人、コンクリートを型枠の中に流し込む人、型枠がバレないように抑える人。 建物内部なので作業自体はアナログ的です。




指定された型枠の残置日数を過ぎてから型枠をバラします。

どんな外壁の色になるでしょう。

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