先日紹介した県立学校の現場の続きです。
もともと開口部だった個所をコンクリートで埋めて一枚の耐震壁にします。
何やらホースみたいなものが見えます。
型枠で作った箱の中に上からコンクリートを流し込み壁を作るので、一番上ではどうしても既にあるコンクリート部材の梁との間に隙間ができてしまいます。
少なくなくともコンクリートを流し込むホースの太さ分は。
でももちろん隙間なくぴっちりと上から下までコンクリートが充填されなければ意味がありません。
なので↑の図のように空気抜きを設けコンクリートが充填されたことを確認します。
こうしてはじめて既存の構造体と今回新しく作った耐震壁が一体となり、その効果が発揮されるのです。